住まいとしてのマンションの部屋選びは階数に悩む

たいがいの場合、モデルルーム見学をすれば、売りだしている各部屋の値段がわかる価格表をくれるはずです。部屋の大きさを決める段階では何平方メートルでいくらぐらい、という対応関係を見ながら決めていくことになるはずですが、その部屋タイプが決まると今度は上下が気になってくるのです。上下は通常同じ部屋のタイプであることが多いです。多くの人は上の階に行きたがります。そして、その需要と供給の関係が各階の同タイプの部屋の値段差に表れるのです。
物件にもよりますが、一階違うごとに、数十万円から百万円前後値段が違ってきます。この段階での数十万円となると、金銭感覚も鈍ってきており、数十万円の差であれば上の階にしよう、いやもう一階さらに上がいいか、などと考えてしまいがちです。しらない間に予算をオーバーなんてことにもなりかねません。この階数については、最後に冷静に考えて判断をしていく必要があると思います。ここでの金額の差が何か月分のローン返済に相当するのか考えてみるといいでしょう。